夏ジャケットの使い方

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いくらお洒落に気を遣いたくても、この猛暑では音を上げてしまいそうなこの頃。Tシャツとショートパンツで一度得た爽快感が忘れられず、つい身軽な洋服で過ごしたくなるというものだ。

近くを散歩するなら、それも一考。ところが夕涼みがてら家族で食事にでも行こうとすれば、さっそく細君のチェックに引っかかる。曰く「あなた、ポケットに何が入っとるん」。左様、日頃ならジャケットに入れてある財布やケータイが行き場を失い、パンツやポロシャツのポケットへ、致し方なくねじ込んでいるというワケだ。

本来なら、気の利いたメンズポーチでも手に持てば済むことなのだけれども、男子の中には頑固な者がいて、ポーチは苦手といって憚らない門外漢も少なくない。

しかして活用できるのが、サマージャケット。柔らかいニットの場合、それは確かに不格好なほど膨らんでしまうゆえ、絶望的な暑さに見舞われる前には機嫌良く袖を通していた軽いジャケットが、ときにポーチの代用となるだねえ。

せっかく気に入って落手した夏ジャケットだ。秋の声を聞いて着づらくなる前に、もっと活用しても良いではないか。カジュアルなコットンパンツとカットソーでも、手にジャケットを携えていたら、ちょっと鯔背な夏男に見える。なに、手荷物ごときを面倒くさいと思ってはならぬが男の粋。

絵と文・ふじたのぶお
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by foujitas | 2008-08-15 16:19 | 洒落日記  

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