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意識して着こなすこと

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いつも着ているボタンダウンのシャツは、着心地もよく、肌着のように特別な感動もなく着用している。しかし襟の形が異なるシャツを着ると、それだけで何かヨソイキの感覚を得て、歩いているときでさえ、背筋が伸びているように思える。

慣れというのは因果なものだ。たとえば制服でも、長く同じ洋服を着ていると板に付く一方、少々のホコロビやシワなんて気に留めなくなってしまうのである。たとえ新調した洋服でも、見知っているものなら緊張は少ない。

とある結婚式に出席した。若い新郎新婦はいうにおよばず、パーティに同席した若者たちが格好良かった。普段はチノパンやジーンズで過ごしている彼、彼女たちも、スーツやドレス、着物を装い、小さな所作まで気配りを忘れない。あきらかに緊張した面もちで宴に興じていた。

そうか、大切なのは「何を着るか」ではなく「何をどう着るか」なのだ。着こなすことを意識すれば、いつもの洗い晒したシャツでも、きっと素敵に映えるにちがいない。

絵・文 ふじたのぶお
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by foujitas | 2006-06-24 01:28 | 洒落日記  

クールビズなダンナ様

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テレビや雑誌でもいろいろなスタイルが紹介され、すっかり定着した二年めのクールビズ。「チョイ不良おやじ」が流行して、現代のメンズファッションは若者よりも、むしろ格好良いオヤジを志向している。

独身時代、アイビーファッションでセンスを磨いたオヤジたちは、それから家族や子育てにエネルギーを費やし、社会に貢献して過ごした。そんなダンナ様が今またスポットライトを浴びる時代がやって来たのである。

コーディネイトのコツは、決して若ぶらないこと。お子サマとファッションを競うのではなく、大人にしかできない着こなしテクニックで勝負する。ちょっとこだわったボタンダウンシャツや、やや細身のパンツ、きちんと手入れされたローファー・シューズなど、どれも若い頃に着ていたアイテムがそれだ。

休日はもちろん、仕事の場でも好感度の高いオヤジでありたいもの。少しくらいお腹が出ていても、身嗜みや洋服に気遣った経験があるから、きちんと着こなしたクールビズなダンナ様は、やはり素敵に見えるのである。

絵・文 ふじたのぶお
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by foujitas | 2006-06-17 01:22 | 洒落日記